こんにちは。高崎ビューティモード専門学校の教員の髙栁です。
今回は杖を使った歩き方についてご説明いたします。

先日わたくし高柳は左膝あたりに激痛がはしり支えなしでは歩行することが出来ない状態になりました。
家族にサポートをしてもらいやっと家まで帰れたのですが、激痛の原因は不明です。
3日ほどで戻ったので、どこかにぶつけたのか…それとも病気の前兆なのか…正直ちょっと怖いです。やはり50歳になってからしっかりとガタがきています。
さて、杖が「歩行を助ける道具」だと皆さんご存知でしょうが、実は杖を持つ手を勘違いをしている人が多くいます。
病院へ行けば医師から正しい方法を教えてもらえますが、今回は正しい杖歩行をご紹介したいと思います。
本校では、自由選択授業で福祉理美容士を取得が出来る授業があり、その中の理論と実技で杖歩行を学びます。
杖は歩行をサポートし、バランスを保つための重要な補助具です。正しい持ち方と歩行技術を身につけることで、利用者の安全と自立支援に役立ちます。
杖の持つ手は、健康の足を「健側」痛い方の足を「患側」とした時に「健側」の足の方側で杖を手で持ち使用をします。

公式HPよりhttps://www.hukusi-orosi.jp/cane/00_other/choice.html?srsltid=AfmBOorGNaMw-qcVaOarD1Hoo1a37aYkMv1IdDL8z-HtAGHS8SOLXzMy
それでは杖を使った歩き方についてご説明いたします。
杖を使った歩き方には、
「3動作歩行」と
「2動作歩行」
の2種類があります。
これらの方法は、それぞれの身体の状態や歩行の目的に応じて使い分けることが重要です。
【3動作歩行の特徴】
3動作歩行は、杖を持つ手と反対側の足、そして杖の動きの3つの動作を連動させて行います。
具体的には、杖を前に出し、その後に反対側の足を出し、次に杖をついて体を支える動作です。
この方法は、安定性が高く、バランスを崩しやすい方や歩行に不安がある方に適しています。
【2動作歩行の特徴】
2動作歩行は、杖と足の動作を2つの動作で行います。
つまり、杖を前に出したら、その後に反対側の足を出し、次に杖をついて体を支える流れです。
こちらは、比較的安定した歩行ができる方や、歩行速度を上げたい場合に適しています。

公式HPよりhttps://swing-rehabili.com/2022/07/08/post-5010/
【身体の状態に合わせた調整】
歩き方を選ぶ際には、自分の身体の状態や歩行の目的を考慮しましょう。
例えば、
バランスに自信がない場合は「3動作歩行」を基本とし、
慣れてきたら「2動作歩行」
に切り替えると良いでしょう。
また、疲れやすい場合や関節に負担をかけたくない場合も、適切な歩き方を選ぶことが大切です。
【杖の種類と選び方】
杖には一本杖、4点杖、折りたたみ式、グリップタイプなどがあります。
選ぶ際は、身長や歩行の状態に合わせて調整できるものを選びましょう。
適切な長さは、立ったときに腕を自然に下ろした状態で肘が約15度に曲がる位置です。
【正しい持ち方】
・グリップをしっかり握る
・手首はリラックスさせる
・杖は体の側面に沿わせて持つ
・自然な姿勢を保つことで、安定した歩行が可能です。
【歩行の基本】
杖を前に出し、その後に反対側の足を出す。
杖と足の動作を連動させる。
体重を杖と足でバランスよく支えながら歩く。
【まとめ】
杖を使った歩行は、正しい持ち方と動作を身につけることで、安全に歩行できるようになります。
身体の状態に合わせて、「3動作歩行」と「2動作歩行」を使い分け、無理のない範囲で練習を続けて下さい。
健康な若いかたは山登りのときくらいしか出番はない杖ですが、この正しい使い方を知っているのと知らないのとでは大きな差です。
命を護る杖。
私はあと何年でお世話になるんだろうな…。
教務部 高柳