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【SDGsプロジェクト】タカビ1年生がSDGsを学ぶ そして未来を変える「行動」へ!

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SDGsを「体感」して学ぶ!高崎ビューティモード専門学校のCSCP研修レポート

こんにちは!

今回は高崎ビューティモード専門学校の1年生が取り組んだ「SDGs研修」の様子をお届けします。

この研修は、ただ学ぶだけでなく、“感じて、考えて、行動する”ことを目的とした【CSCP(中央SDGsチャレンジプロジェクト)】という特別プログラム。

全学科の1年生が参加し、自分たちの未来と地球の未来に真剣に向き合いました。

■ SDGsってなに?まずはゲーム形式で体感!

研修初日、学生たちはSDGsの基本を学ぶところからスタート。講師はSDGsの公式ファシリテーターでもある原崎先生。

講義といっても、今回はゲーム形式で実施!手元にはプロジェクトカードと模擬通貨。各テーブルで与えられたプロジェクトをどう進めるか、チームで考えながら「世界」を動かしていきます。

会場全体の様子

プロジェクトを実行すると、ホワイトボードに設置された「経済」「環境」「社会」の状況メーター(マグネット)が上下。

例えば「経済を優先するプロジェクト」を選ぶと、経済メーターは上昇。でも、その分「環境」や「社会」が悪化することも。

振り返り前の画面表示

グループAの世界状況メーター

この体験を通じて、「すべての選択には代償がある」ことをリアルに感じる学生たち。

中には「お金を増やしすぎたら、環境が崩壊してしまった…」という声も。ゲームとはいえ、その感覚はまさに現実社会そのものです。

■ 各チームの“世界”を比較!A・B・Cチームの結果は?

それぞれのグループで進めたプロジェクトの成果は、最後に全体で発表し合います。

Aチームの世界では「経済」は11ポイントまで成長。一方で「環境」と「社会」は各2ポイントと、バランスが欠けた状況。

プレイ中の様子

Bチームではなんと「経済」が20ポイントと驚異的な成長!…しかし「環境」と「社会」はゼロ。これはかなり偏った世界に…。

グループBの世界状況メーター

Cチームは全体的にバランスを重視。「経済:17」「環境:6」「社会:4」と、持続可能性を意識した戦略が見えました。

カードと通貨

Cチームの状況を説明する教員

■ ゲームで終わらせない、学びを「行動」へ

このSDGs研修のすごいところは、「やって終わり」ではないこと。

翌日からは、研修で学んだことを踏まえ、各グループで実際にできるSDGs活動を企画・立案していきます。

たとえばこんなアイディアが飛び出しました:

  • プラスチックごみを減らすキャンパスキャンペーン
  • 地域の清掃活動や、寄付活動の実施
  • SDGsをテーマにしたヘアショーや展示会の企画

こうした取り組みは、1年を通して継続的に行われていく予定です。

■ 「未来を変えるのは今の私たち」学生の気づきと変化

このCSCPの一番の成果は、「意識の変化」です。

研修後には多くの学生から「自分の選択で世界が変わるのを体感した」「他人事じゃないと気づいた」「将来の仕事でも意識したい」といった前向きな声が上がりました。

真剣に聞く学生たち

SDGsは決して特別な知識を持つ人だけのものではありません。
この研修を通じて、学生たちは「自分たちの手で未来をつくる」実感を持ち、それぞれの夢や職業にSDGsの視点を持ち込むことを学びました。

■ 最後に:学校としての期待とこれから

高崎ビューティモード専門学校では、こうした体験型の学びを通じて「社会性」と「行動力」を育てる教育を大切にしています。

今回のSDGs研修は、学生一人ひとりが社会と向き合い、自分の可能性を考える貴重な機会となりました。

この経験が、学生たちの「仕事観」「社会観」につながり、未来の美容業界や地域社会を豊かにするきっかけとなることを願っています。


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