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【薬物乱用防止セミナー】知は力なり byベーコン

n.takayanagi

みなさん、お元気ですか?高柳です。

もう少しで5月も終わり、暑い夏がすぐそこまで近づいていますよ。まだまだ、日中の寒暖差があり過ぎて暑くなったり・寒くなったりして体調を崩したり、風邪を引いたりして辛い人も居ませんか。まだクローゼットの奥に長袖をしまうのは、待ってて下さいね。

例年通り、私も暑さ対策をしっかりして、うちの冷蔵庫にアイスが10個もストックしてあります。そして私の妻が十分な栄養のある食事を考えて作ってくれているので、体調もバッチリです。(嫌味じゃないデス)

いつも長くなってしまう私の話は、これくらいにして それでは、本題に入ります。

 

5月21日(月)に、高崎ビューティモード専門学校 1学年≪国際美容師学科と総合美容師学科と国際ビューティ学科≫対象に校内でセミナーが開催されました。

約1時間に及ぶセミナーでしたが、とても内容の濃く「薬物の恐ろしさ」が解る講義を傾聴することが出来ました。

 

 

最近のニュース報道で、薬物に関して芸能人の事件や交通事故などで薬物の使用が騒がれていますが、私たちには、無縁のものと思いがちです。

中央カレッジグループの生活安全センター廣田所長による「薬物乱用防止について」の講義を聞くチャンスに恵まれ、身近な存在として認識しなければならない事態にまで発展している事に、驚きを隠しきれませんでした。

廣田所長の講義より、薬物乱用の結果として
物質使用障害「乱用と依存」
そして
物質誘発性障害「中毒と離脱」
は伴い、そのものの代償の怖さに圧倒されました。

幻覚と妄想といった精神病の症状に襲われることを(フラッシュバック現象)と言います。
脳の中には半永久的に精神病になるスタンバイ状態が形成されてしまうそうです。乱用を繰り返すと、身も心も一時的な快楽に頼ってしまう(依存)に陥っていまい、興奮作用・幻覚作用・抑制作用など慢性的な中毒になります。特に覚せい剤・コカイン・LSD・合成麻薬(MDMA)・マリファナ(大麻)・合成ハーブ・脱法ドラッグなどは、その傾向が強くなるそうです。

私が感じた事をまとめると、薬物はいつしか自分では気付かず逃れられなくなってしまう。だからこそ、乱用と言うブラックホールに近寄らないように正しい理解が必要であり、一度でも手を出してしまったら(やめることが難しい)ということもしっかり認識しなければならないことです。

 

昨今、SNSなどで「性教育のタイミング」に関して話題になっています。
早すぎる性教育はかえって興味を促し危険を誘発するものではないか、という意見です。

この世界には知らなければならないことがたくさんあります。

モラルやマナー、法律のこと、政治のこと、環境のこと、さらには人種や宗教、そして戦争のこと。

大人になって「知らなかった」では済まされない状況が多々在りうるのです。

 

知は力なり

Knowledge is power.
哲学者ベーコンの言葉です。

 

私たちは強くなくてはならない。
身近に迫る犯罪から逃げる力を持たなければならないし、強い精神力で正しい取捨選択をし続けることを常に強いられています。

 

では一体、正しいことって何なの?どこからが悪いことなの?

 

その答えこそあらゆる「知識 knowledge」を手に入れることで導きだされるのです。

知らないほうがよかった、ということも人生のうち何度かはあるでしょう。
ですがそれが真実であり、受け止めなければならない現実です。

薬物が私たちの身近に存在する現実も真実に他なりません。

知を以て選び正しい道を歩く。

身体と精神に害悪を及ぼす薬物には、決して興味本位な考え方をもってはならない。一度でも乱用をすると、中枢神経を冒されて脳や身体はもうメチャクチャです。

本日の講義で、薬物は絶対に手を出してはいけない物だと、再認識をさせていただきました。

 

NO DRUG , KNOW DRUG

 

みなさん、強くなりましょう。

 

 

教務部 髙栁

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